簡便な操作性と迅速かつ高精度を兼ね備えたMPCシリーズの最新型モデル。
冷却部にノンフロンのスターリングクーラー(自然冷媒ヘリウム使用)を採用したコンパクト設計になっております。
流動点測定原理
流動点・曇り点を、少量試料で高精度かつ迅速に自動測定します。流動点に採用した当社の特許技術「空気加圧法」はASTMの正式法:D6749(*)として海外でも認められており、内外の照合試験で室内併行精度1℃、室間再現精度2℃(1℃毎試験時)という従来の「傾け法」では得られなかった高精度が実証され1℃毎の流動点管理が可能になりました。曇り点試験の「小型試験管法」はD7683として2011年に正式採用されました。
仕様
適用規格
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流動点 | 準拠規格 | ASTM D6749 |
対応規格 | JIS K 2269、ISO3016、ASTM D97 | ||
曇り点 | 準拠規格 | ASTM D7683 | |
対応規格 | JIS K 2269、ISO3015、ASTM D2500 | ||
測定範囲 | -90 ~ +45 ℃ あるいは予期流動点+10℃ (室温25℃の時) | ||
温度範囲 | -100 ~ +45 ℃ 流動点温度(室温時) | ||
測定モード |
PP/CP、PP、CP | ||
PP圧力 : L、H、VH、UH、SPE、カスタム | |||
PP検知間隔 : 1.0℃、2.5℃、3.0℃、カスタム | |||
CP検知間隔 : 0.1℃、1.0℃ | |||
寸法 | W160 × D600 × H620 mm | ||
重量 | 30 kg | ||
電源 | AC100 ~ 240 V 200 VA 50/60 Hz |