ペンスキーマルテンス密閉式自動引火点試験器
apm-8fc

apm-8fcは石油製品の品質管理において代表的指標であるペンスキーマルテンス密閉法の引火点試験方法を自動化したものです。
試験モードは7モードです。往年から引き継がれてきているA法(軽油など)、不安定試料に適用されているB法(C重油など)、バイオディーゼル燃料に最適なC法(ASTM D93 2010年正式採用)、引火点が不明な試料の概略引火点を求めるSPEモードの他、認証標準物質を試験するCRMモード、昇温速度など試験条件を変えて試験を行うCustomモード、動植物性脂肪の試料を使用して試験するISO15267モードを搭載。
その他、消火ガスを接続していれば試験中、試料に着火してしまった場合に自動で消火を行なう消火補助機構が標準装備されています。

消火補助機構
仕様
準拠規格 | JIS K 2265-3、ISO 2719、ISO15267、ASTM D93 |
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測定範囲 | 常温~300 ℃ |
温度検出 | 白金測温抵抗体 |
引火検知 | 熱電対による温度検出 |
点火源 | ガス炎*または電熱コイル切替可能 “*”LPガスまたは都市ガス |
消火補助機構 | 試験中、試料に着火した場合CO2またはN2ガスにて消火 外部からCO2またはN2ガスラインの接続が必要です。 |
保安機能 | 過熱防止、着火警報、消火補助機構 |
外部出力 | RS-232C、USB各1ch |
寸法・重量 | W230 × D470 × H390 mm 19 kg |
電源 | AC100 V 600 VA (最大) 50/60 Hz |
その他 | 200試験分結果記憶機能標準装備 |